弊社のLINEお仕事紹介サービスには「風俗嬢になりたい」といった問い合わせが多いのですが、その逆「風俗嬢を辞めたい」「風俗を辞めたくなった」といった相談も多く寄せられています。
そのような現役風俗嬢の方から話を伺うと、
現役風俗嬢 辞めると言ったら止められたし、店から嫌がらせをされないか心配…
現役風俗嬢 お店はいつも女の子不足だから、すんなり辞めさせてくれるのかな…
といった不安を感じているようですが、結論からお伝えすると「風俗のお仕事は昼職より簡単に辞められる」のでご安心ください。
しかしその反面。風俗業界は昼職より退職トラブルが多いので、何も考えず適当にお店を辞めてしまうと、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。この記事では、波風立てずに退店する方法をお伝えしますので、風俗嬢を辞めたいと思っている方は参考にしてください。
ナイトワーク求人会社の代表取締役をしている、柳川尊(やながわ たける)です。
業界歴は12年!求人紹介実績は10,000件超え!風俗業界に関する正しい知識を発信し、全ての女性が安心・安全に働けるよう尽力しております。
あわじょぶでは、誇大広告一切ナシの「ソープランドのアルバイト&求人情報」を取り扱っていますので、お店探しを成功させたい方はお任せください!
ソープのような風俗業はいつでも辞められる
風俗店によっては、入店時に「契約期間」「罰金制度」「退職申し込み~退職までの期間」などを設けていますが、それらは法的な効力が一切ありません。また、少しでも契約時の勤務条件と異なる扱いをされた場合、その日限りで退職できることも法律で認められています。
一般的な昼職のように、仕事内容を引き継ぐ後釜を用意する必要もありません。今のお店に少しでも違和感があるのなら、すぐに退店するのがベストです。
風俗業界に関しては、お店の不況や不遇に我慢しながら働いても先細りの一途を辿るだけなので、自分のことを最優先に考えて立ち回りましょう。
柳川 尊 入店時よりバック率が下がった、有料オプションが標準オプションになった…等々。その場合は即日退店できるから覚えておこうね!
しかし悪徳店舗は中々辞めさせてくれない
悪徳店舗は法律違反上等の団体なので、労働契約法などを守ってくれません。辞める時にお店から酷い扱い&脅しを受けたとしても、最終的に弁護士や警察に泣きつけば辞められますが、それには多くの時間や精神力を消耗します。
すんなりお店を辞めたい場合は「最初から悪徳店舗で働かないことがベスト」なので、求人サイトで誇大広告を出しているようなお店&スカウトマンらには最初から関わらないようにしましょう。求人サイトやスカウトマンの危険性に関しては、下記リンク先の記事で詳しく解説しています。
≫ 風俗求人サイトの嘘を見抜く方法
≫ 風俗スカウトマンと関わる危険性
最終手段として、転職代行サービスを利用するのもアリ
基本的には昼職勤めの方に向けたサービスですが、代行会社によってはナイトワークも対応してくれます。このような代行会社に依頼すると即日退職できることもあるので、お店側が話を聞いてくれない場合は有効活用しましょう。
依頼する会社によって変わりますが、転職代行サービスの相場は2万円~5万円ほどです。風俗店と何かしらの理由で揉めていようとも、面倒事に一切関与せず丸投げで退店できます。
風俗嬢を辞めたい!退店成功率が高い口実まとめ
風俗嬢を辞めたい理由を正直に話すのも良いですが、中には理解を得られない理由で辞めたくなることもあります。そのような場合はお店側が追求し辛い口実を伝えるのも良いでしょう。
風俗のお仕事を辞める際に、成功率が高い鉄板口実は以下の通りです。
- 風俗のお仕事が親バレした
- 引っ越すことになった
- 結婚することになった
- 当初の目標金額を稼いだ
柳川 尊 むしろこの口実で退店を拒まれる場合は、女の子のプライベートや事情を尊重してくれないダメダメ店って事になるね。
風俗をやめる口実1. 大前提として正直に話をするのがベスト
風俗をやめる口実2. 親(彼氏)にバレたので辞めます
風俗をやめる口実3. 引っ越すことになったので辞めます
風俗をやめる口実4. 結婚するので辞めます
風俗をやめる口実5. 目標金額が溜まったので辞めます
悪徳風俗店の場合はすんなり辞めさせてくれない
先程の口実が通用するのは、話が通じる優良店舗の場合です。
基本的に悪徳店舗は女の子の定着率が悪いため、簡単に辞めさせてくれません。何かしらの因縁をつけて在籍期間を引き延ばそうとしてくるので、悪徳店舗に丸め込まれないようにしましょう。
実際、弊社にも多くの相談が寄せられるのですが
- 契約期間を提示された
- 罰金を払い終わるまで辞めさせてくれない
- 風俗務めの過去を周囲にバラすと脅された
- ヤクザ(反社)の存在をチラつかせてきた
といった、脅迫めいた言葉で女性を脅すお店もあるようです。
柳川 尊 昔の漫画やドラマみたいな話だけど、今も実際にこのような方法で女の子を追い込んでいるお店もあるから注意してね!
しかしそこでお店の言いなりになる必要はないので、これより悪徳店舗が退店を認めてくれない場合の法制度をお伝えします。基本的には法律を盾に取って、一方的に「それでは、私は〇〇日から出勤しませんので」と伝えればOKです。
本記事の参考:法令検索「労働基準法」
最低でも〇〇ヶ月は働けと契約期間を提示された
民法627条1項によると、退職の申し入れから2週間後には雇用契約が終了すると明記されています。よって契約期間の提示そのものが無効です。また契約時の労働条件が実際のものと異なる場合、労働基準法15条2項によると即日退店できます。
罰金を支払い終わるまで辞めさせて貰えない
これはキャバクラ界隈にも同じことが言えますが、罰金を科す契約そのものが違法です。労働基準法16条では、使用者(店)は労働者に対して違約金(罰金)を定めて契約してはいけないと規定されています。そのような違法な請求は、労働者側が支払いを拒否しても問題ありません。
辞めたら「家族に風俗で働いていることをバラすぞ!」と脅迫された
まずこれ自体に脅迫罪が成立する上に、この脅しにより勤務させた場合は労働基準法違反です。その場合、使用者は1年以上10年以下の懲役又は20万円以上300万円以下の罰金の刑に処せられます。また万が一周囲の人にバラされた場合は、名誉毀損罪も成立するのでお店側が大変不利な状態になるでしょう。
ヤクザ(反社)など怖い人をチラつかせてきた
一見するとヤクザ(反社)は怖い存在ですが、法律を盾にすると弱者でしかありません。
ヤクザなどの関わりを立てに脅迫・恫喝された場合は、その証拠をボイスレコーダーに収めて最寄りの警察署へ駆け込みましょう。そもそもヤクザが絡んでいる風俗店は一瞬で摘発されるので、お店を辞めるどころかお店そのものが消滅します。
今の御時世。ヤクザとの関わりを全面的に出している風俗店はありませんが、今もヤクザと関わりのあるお店が多いので注意してください。
風俗のお仕事をやめる際のトラブル&注意点
風俗業界(ソープ・ヘルス・ピンサロ)は、昼職とは比べ物にならないほど退職トラブルが多い業種となります。トラブルの経緯や内容は様々ですが、大きく部類すると以下の通りです。
- 辞めてほしくないが故の言いがかり
- お店の人気や売り上げを守るため
- 辞めた後のお客さまトラブル
そもそも風俗店は「女の子ありき」で成り立っているので、お店側も女の子の確保に必死です。だからといって女の子がお店の事情を汲んであげる必要はないので、よくある退店トラブル&トラブルへの対処法などを把握しておきましょう。
女の子側で法律を知っておくことで、お店側に「この女の子と揉めると面倒そうだ…」と思わせること出来ればトラブルを避けられます。
柳川 尊 たとえお店に情があったとしても、自分の意思や将来を優先しよう!
退店時の金銭トラブルに気をつける
法外な違約金や罰金を請求される
お店の美品などを返却する
パネル写真を下げてくれない
お客さまとプライベートで会わない
柳川 尊 お店に通っているときは良い人だったけど、お店を辞めたとしった瞬間から正確が豹変した!…という話もよく聞くよ(汗)
風俗のお仕事を辞めた後の立ち回り
風俗業に限った話でもありませんが、女性のナイトワークは辞めたあとが大変です。
一生食べていける大金を稼いだり、金持ちの旦那を捕まえて専業主婦になったりするのなら特に問題ありませんが、多くの風俗嬢は昼職に戻ることになります。そうなってくると、以下のような弊害が生まれるので事前に把握しておきましょう。
- 空白の履歴書を埋める
- 金銭感覚をもとに戻す
- 交友関係を考え直す
- 辞めた後も身バレ対策を怠らない
柳川 尊 例えば「人生」という尺度で測った場合。風俗で働いている期間より、昼職の一般人として生きる期間の方が長いからね!
空白期間の履歴書を埋める
風俗業界にいた事を秘密にするのならその期間何をしていたのかを、違和感がないよう帳尻を合わせる必要があります。昼職を探し始める際に、特別なスキルや資格がなければ「ここ3年無職でした…」では雇ってくれません。
最近は個人で稼ぐ方法も多様化されてきたので「Youtuber」「インスタグラマー」「せどり」「アフィリエイト」「仮想通貨」など、働いていたことを証明するのが難しいもので履歴書を埋めると良いでしょう。風俗を上がったとなるとそれなりに貯金があるはずなので、少なくとも自身の財力と辻褄が合います。
金銭感覚を元に戻す
OLの月収を数日で稼げるのが風俗のお仕事なので「会社から貰えるお給料」「日常の金遣い」などの金銭感覚を戻しておきましょう。実際、多くの元風俗嬢が戸惑うところですが、ここで金銭感覚を戻せない&生活レベルを下げられないといった場合は、またしても風俗業界に戻ることになるので注意してください。
最初は風俗のお仕事で貯め込んだお金を減らすことになるかもしれませんが、段階を踏んで徐々に金銭感覚や生活レベルを調整していきましょう。
辞めたあとも身バレ&家族バレに気をつける
風俗業界から足を洗い、これから昼職の人間として生きていこうとしているのなら、風俗業界で働いていた過去は表沙汰にしたくありません。風俗のお仕事を辞めたあとに身バレする、一番多い原因は「自分で風俗勤務の過去を話ししてしまう」「明らかにおかしい金銭感覚&交友関係」などです。
業種によっては風俗勤務が原因となり退職処分を受けることがあるので、お仕事を辞めた後も身バレ対策を徹底しておきましょう。
風俗店で副業の保育士を停職処分 八尾市/大阪
八尾市は28日、性風俗店で計6日間勤務したとして、私立保育園の女性保育士(32)を停職1ヶ月の懲戒処分にした、市によると、保育士は2020年12月に5日間、21年4月に1日間、大阪市内の性風俗店に勤務し副業。市に4月8日、匿名電話があり発覚した。
引用: ホイトーク
風俗嬢は「辞めたい」「辞めたくなった」ときに退店しよう
風俗のお仕事は、体力的にも精神的にもキツイことが多いので「もう辞めようかな…。」と思った時にスッパリ辞めてしまうのがベストです。風俗のお仕事は体力と精神力を多く消耗するので、目的がないのにダラダラと続けるのだけは避けましょう。
今働いている風俗店が良いお店とは限らないので、辞めようとした時のトラブルを避けるために労働に関する法律を最低限でも覚えておきましょう。何も知らない女の子だと思われるとアレやコレやと言いくるめられるので、そのような場合は法律を盾にして対抗してください。
風俗業界で女の子を守ってくれるのは、お店でもお客さまでもなく「法律」です。
ソープ嬢の辞め方まとめ
- 風俗業界はいつでも辞められる
- 脅迫されたらすぐ警察に相談する
- 辞める時はお店からの借りを精算する
風俗のお仕事は本来であれば「辞めたい!」と思った時に足を洗えます。
ただしそれは優良風俗店で働いていた場合に限るので、悪徳店舗の場合は話を聞いてくれません。冒頭でも軽く触れましたが最初から悪徳店舗で働かないのがベストなので、風俗で働くお店探しは慎重に行ってください。
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